清原果耶　初主演映画が初日を迎え「本当に奇跡」

映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の初日舞台あいさつを行った清原果耶と伊藤健太郎【拡大】

　女優、清原果耶（１８）が４日、東京・新宿バルト９で行われた初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」（藤井道人監督）の初日舞台あいさつに共演の伊藤健太郎（２３）と出席した。　思春期の少女が不思議な出会いを経て成長していく物語。コロナ禍の中で無事に公開初日が迎えられたことに清原は「本当に奇跡ですよね。自粛期間が長らくあって、それを越えてきょうを迎えられたありがたみを皆さんのお顔を見て実感しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げにあいさつした。　清原が恋をする隣に住む大学生役を演じた伊藤も「こういった時期に皆さんの前に立つことができている状況がすごくうれしい」とはにかんだ。　映画にちなみ、“宇宙いちしみる言葉”を毛筆で披露する企画では清原が「初日」としたため、「きょうが迎えられて本当に良かった。きょうがないとこれからが始まっていかない大切な日です」と笑顔。伊藤は「しぶとく生きろ」と書き、「映画の中のせりふで、すごい刺さった。自分が疲れたりしんどいときとか、この言葉を思い出したら乗り越えられそうだと思った」と説明した。　この日は米ロサンゼルスに住む共演の桃井かおり（６９）からビデオメッセージが届けられ、清原は「たくさんのアイデアを持っている方で、毎日現場で監督と話し合われていて、こういうアイデアを出されて作品の作り方ができる女優さんになりたいなと思いました。かっこいいなと思いました」と尊敬のまなざしを向けていた。