【ヒューマン】市川右團次・右近、父子獅子いざ舞わん!芸道は厳し、されど普段は仲良し

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【ヒューマン】市川右團次・右近、父子獅子いざ舞わん!芸道は厳し、されど普段は仲良し
“働く小学生”の右近(右)と、右團次のDNAを感じる微笑ましい1枚 =東京・大手町【拡大】

 来年、初舞台から半世紀の節目を迎える歌舞伎俳優、三代目市川右團次(56)。今年10月、長男の二代目市川右近(10)と出演する「伝統芸能 華の舞」の演目「連獅子」は、千尋の谷に突き落とし、はい上がってきた子獅子だけを育てる獅子の舞踊劇。昨年9月のラグビーW杯開会式でも披露した。父の飛鳥流家元、飛鳥峯王や師匠、市川猿翁(80)の教えを胸に愛息と稽古を重ね、「僕の生きざまを見ていてほしい」と日本の伝統芸能を右近へ託す。 二学期の始業式を終えた右近と愛車で東京・大手町のサンスポ編集局を訪れた右團次。室内に入るなり、ソーシャルディスタンスで離されていたソファを「親子だから」と引き寄せた。 「伝統芸能 華の舞」は、3月の福岡公演2日目から新型コロナウイルスの影響で延期された公演。再開に右團次は「とにかくうれしい。お客さんの目に触れて初めて息づくものだから」と右近を見つめ、「親子で踊るのはリアリティーがありますから」と力を込めた。 ラグビーW杯からさらに進化した右近の毛振りは、父の厳しい稽古のたまものだ。同じく幼い頃から厳しい稽古を受けてきた右團次は、日本舞踊・飛鳥流家元の飛鳥峯王と、同二代目家元飛鳥珠王の長男。「自宅の2階が稽古場。足拍子の音が聞こえ、内弟子さんと一緒にご飯を食べ、稽古を見ていました」という環境に育った。 当初、舞踊家に育てようとした父の教えは「せりふが言えるまで、フリができるまで下に降りてくるな」。泣きながら稽古をしたこともあった。 そんな中、小2の発表会で松竹関係者の目に留まったことを機に師匠、市川猿之助(現・猿翁)と出会う。 「『義経千本桜』の狐忠信を演じる師匠がとてもかっこよくて、劇場へ通う京阪電車の中で狐になって踊っていました」 1972年6月、師匠主演の舞台「天一坊」で初舞台。慶大中等部に合格し12歳で上京、師匠と同じ屋根の下での生活が始まった。変声期などで舞台出演が限られ、心が揺れたこともあった。そんな中3のある日、父と師匠が対面。師匠は父に「一生、お預かりしましょう」と告げたといい、「うれしかったですね」と振り返る。 以来、数えきれない教えを受けた。忘れられないのは30歳の頃。「あなたは非常に器用で、しかも達者だけど、何か突出したものを持っていた方が人間としての魅力、役者としての魅力につながる。全部できなくていい」と、やるべきことをともに考え、道標を示してくれた。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【ヒューマン】市川右團次・右近、父子獅子いざ舞わん!芸道は厳し、されど普段は仲良し