吉永小百合、主演映画に石田ゆり子ら豪華共演陣　初の医師役「心打つ作品作ります」

　女優、吉永小百合（７５）の主演映画「いのちの停車場」（成島出監督、来年公開）に女優の石田ゆり子（５０）や俳優の伊勢谷友介（４４）、柳葉敏郎（５９）ら豪華キャストが出演することが４日、分かった。　同作は主人公の医師・白石咲和子が患者や家族と向き合う姿を描くヒューマン医療ドラマ。小百合が初めて医師を演じることでも注目されている。　今回、新たなキャストとして７人を発表。咲和子の幼なじみで、がんが再発する女流プロ囲碁棋士役の石田は映画「おとうと」以来、小百合と１０年ぶりの共演。「北の零年」で小百合と共演した柳葉は、末期のすい臓がんを患う元厚生労働省の官僚を担う。　さらに小池栄子（３９）、南野陽子（５３）や、小百合と初共演の伊勢谷、泉谷しげる（７２）、ヒット曲「山口さんちのツトムくん」の作詞作曲などでも知られる、みなみらんぼう（７５）が名を連ねた。　映画はこの日、新型コロナウイルスの感染防止策を十分にとった上で、東京都内でクランクイン。全スタッフ、キャストがＰＣＲ検査を受け、可能な限り現場でもフェイスガードの着用などを徹底する。　小百合は「今、素晴らしい仲間たちと手をたずさえて歩き出しました。困難を乗り越えて、皆さまの心を打つ作品を作ります」と気合十分。「待っていてください、私達の映画を」と呼びかけた。