ナイツ、ラジオ新番組で師匠の内海桂子さん遺志継ぐコーナー設置「聴いてほしかった」

ニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」のスタート会見に出席したナイツの左から塙宣之と土屋伸之【拡大】

　お笑いコンビ、ナイツが７日、東京・有楽町のニッポン放送で行われた同局新番組「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後１・０）のスタート記者会見に出席した。　笑いがテーマの２時間半番組で、先月２２日に死去した師匠の漫才師、内海桂子さん（享年９７）が得意とした言葉遊び「銘鳥銘木」のコーナーも用意。塙宣之（４２）は「師匠は『銘鳥銘木』は、あなたたちが引き継いでやってくれよと言っていた。コーナーでやらせていただけるのはありがたいです」とはにかんだ。　同コーナーは内海さんが亡くなる前から決まっていたという土谷伸之（４１）が「（師匠に）本当に聴いてほしかった。残念です」としんみり語ると、塙は「中往生できました」とオトボケ。土屋が「厳しすぎるだろ。大往生でしょう」とすかさずツッコミを入れて笑いを誘った。　番組ではパートナーとして曜日別に女性芸人も登場。土屋は「もともと内海桂子一門で女性芸人に育てられた。（同局で出演中の）『ビバリー昼ズ』も清水ミチコさんと一緒ですので、女性がそばにいると一番力が発揮できるんじゃないかと思う。耳で聴ける漫才、寄席をお昼に提供したい」と気合十分。塙は得意の内海さんのものまねを披露し、「われわれもそのイズムを継いでいますから、しっかり頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。