吉沢亮が来年の大河ドラマの埼玉ロケでのびのび撮影

　俳優、吉沢亮（２６）が新一万円札の顔として注目される実業家の主人公・渋沢栄一を演じる来年のＮＨＫ大河ドラマ「青天を衝け」（１月スタート予定、日曜後８・０）の埼玉県ロケが５日に行われ、吉沢ら主要キャストが９日、同局を通じてコメントした。　７月下旬にクランクインし、５日は栄一の故郷で物語序盤の舞台となる埼玉県で行われた。ロケ場所は比企郡嵐山町（らんざんまち）の鎌形八幡神社で、栄一の誕生した現在の深谷市にあった地名、血洗島（ちあらいじま）の神社という設定。高良健吾（３２）演じるいとこの渋沢喜作、橋本愛（２４）演じる尾高千代（後の栄一の妻）の幼なじみ３人の運命が大きく変わるシーンが撮影された。　吉沢は「（埼玉は）のどかで空気もきれいですてきな場所なので、のびのびと楽しく演じています。栄一がこうした場所で生まれ育ったことを考えると、穏やかな広い心を持った方だったのではないかと思います」と主人公に思いをはせた。　高良は「栄一の故郷・深谷市と言えば、深谷ネギが初めに思い浮かびます。深谷でくみ上げられた地下水を飲みましたが、とてもおいしい」と感激。橋本は「神社が好きでよく行きますが、ここも気に入りました」と語り、３人ともリラックスして撮影に臨んでいる様子をうかがわせた。