新型コロナウイルスに感染していた漫才コンビ、ラニーノーズが9日、大阪市内で行われた「M-1グランプリ2020」の予選1回戦に出場。2回戦に進出した。
「無観客(開催)で、ちょっとネタが飛びそうになった」と苦笑いの洲崎貴郁(32)は7月27日、濃厚接触者と判断された山田健人(31)は8月2日に発症。自宅療養、ホテルでの隔離を経て先月15日に劇場復帰を果たした。
「ホテルでせきとおなか(の調子)が悪化したけど、いつも服用してる薬は家に。ホテルに行く人は薬を持っていくことを勧めます」という山田は「1日3回、爆音で『ご飯ができました。取りに来てください』とアナウンスが流れる。やることがなくて、テレビやネットを見るしかなかった」と振り返った。
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「復帰したとき(吉本興業の)社員の女の子に『もう戻ってこられないと思ってました』と泣かれました」と洲崎。
歌ネタが十八番の二人はこの日、洲崎だけがギターを手にホストクラブを舞台にしたネタを披露。山田は「音曲漫才でテツandトモさん以来の決勝に出たい」と意気込んだ。