米マイクロソフト(MS)はクラウド技術を活用し、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載のスマートフォンやタブレット端末で本格的なゲームを楽しめるサービスを15日から米欧など22カ国で始める。日本は含まれない。
クラウドゲームは、データセンターで処理するため、据え置き型の専用機は不要だ。グーグルが昨年11月に米欧で参入した。一定の速度のインターネット接続が必要だが、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムが普及すれば、利用が広がる可能性がある。
クラウドでの100以上のゲームが、家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)」やウィンドウズ搭載パソコンにダウンロードして楽しむ定額サービスに加わる。米国では月額14・99ドル(約1590円)。
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MSとソニーは昨年5月、クラウドゲームで提携を発表した。一方で、両社は専用機にも力を入れており、MSはXboxの新製品を11月10日に世界で発売する。ソニーも年末商戦に向けて「プレイステーション5」を発売する予定だ。(共同)