俳優、窪田正孝(32)が主演し、14日から2カ月半ぶりに放送を再開するNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・0)の追加キャストが12日、発表された。
俳優、吉岡秀隆(50)が原爆投下直後の長崎で被爆しながら救護活動に尽力した医師・永井隆氏をモデルにした医師・永田武役で朝ドラに初出演。窪田扮する主人公の古山裕一とは著書「長崎の鐘」がきっかけで出会う役どころだ。
撮影に参加した吉岡は「現在の厳しい状況下でも、ドラマを作ろうと懸命に努力しているスタッフ、キャストの姿にエネルギーを感じ、とても心を打たれました。この現場にいることで僕自身エールを頂いた気がします」と刺激を受けた様子。役柄については「あまりにも偉大な方で無心で演じるしかありませんが、こんな偉大な方が長崎にいらっしゃったということをまずは今の長崎の方達にしっかり届けたい」と気を引き締めた。
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このほか、女優の古川琴音(23)が古山の娘役、俳優の伊藤あさひ(20)が高校球児役でそれぞれ朝ドラデビュー。古山と数々のヒット作を生み出す劇作家兼作詞家役を俳優、北村有起哉(46)、従軍記者役を俳優、片桐仁(46)と演技派が脇を固める。
コロナ禍による撮影休止のため、14日から6月26日以来80日ぶりに放送を再開する同作は後半に突入。第二次世界大戦の開戦から戦後復興期の日本で窪田扮する古山が女優、二階堂ふみ(25)演じる妻・音と葛藤しながらも次々に名曲を生み出していく姿が描かれる。
窪田は「素敵なキャストの皆さんと共演できて大変うれしく思います。人の出会いは本当に面白い…。そんな風に思わせてくれる素晴らしいキャストの皆さんが彩る『エール』をまた存分に楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントを寄せた。