自民党総裁選は“ラストサンデー”の13日、立候補している石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)の3人がそれぞれ追い込みをかけた。情勢は菅氏有利の中、14日、投開票が行われて新総裁が決定し、続いて16日に国会で首相に指名される見通し。その後組閣に取りかかるが、本紙連載「突撃! 永田町」でおなじみの政治評論家、有馬晴海氏(62)に一足早く主な閣僚を予想してもらった。
総裁選は最大派閥の細田派など5派閥が支持する菅氏が圧勝の勢い。国会議員票7割、地方票の6割を押さえたとみられている。新総裁は、16日招集の臨時国会で首相指名選挙により第99代の首相に選出、すぐ組閣だ。
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菅氏は13日のNHK番組「日曜討論」で「総理大臣になれば、基本的に改革意欲のある人を登用したい」と述べた。その秘められた心中を有馬氏に予想してもらった。
まず目を引くのは、当選2回ながら三原じゅん子参院議員(56)の初入閣。「菅氏と同じ神奈川が地盤で、女性活用や選挙の顔になることから新内閣の目玉になる」と有馬氏。法相あたりが考えられる。
三原氏は、1979年からTBS系で放送された「3年B組金八先生」に出演。ツッパリイメージで人気が出た。99年にはお笑い芸人のコアラとの再婚が話題に。
そして自民が野党時代の2010年参院選に比例区で初当選。16年7月には神奈川選挙区にくら替えしてトップ当選した。同年10月には自らの秘書を務めていた男性と再々婚。24歳差婚だ。選挙の顔にはもう一人、小泉進次郎環境相(39)が留任するのではという。
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