【画像】宮田俊哉が声を担当するバージェス
■アニメファン歴20年 きっかけは堂本光一の舞台『Endless SHOCK』への出演
テレビのバラエティー番組などでアニメ好きを公言し、多くの作品やキャラクターたちの魅力を語っている宮田。コアなアニメファンからも一目置かれる存在だが、アニメにハマったきっかけは何だろうか。
「小さいころ『デジモンアドベンチャー』(放送時1999年)を見たり、漫画の『ワンピース』(連載時97年)『HUNTER×HUNTER』(98年)を読んだりしていて、その流れで高校生の時にアニメ『いちご100%』(2005年)を見て“萌え”というジャンルに出会いました。『なんだ、これは!』と衝撃的でしたね(笑)」と回顧。20年以上にわたって、漫画やアニメが好きだそうだ。
特にのめり込むきっかけとなったのは中学3年生の時で、意外にもジャニーズの仕事が関係しているという。「そのころ、ジャニーズの仕事で初めて堂本光一君がやっている舞台『Endless SHOCK』に出演する機会がありました。その時、初めて出演料のような形でお金をいただいたのですが、それで、自分の部屋に設置するテレビを購入しました。自分専用のテレビということもあり、うれしくてずっと見ていましたね! そんな中で夜中まで見ていると、深夜アニメが放送されていて、そこからアニメにのめり込んだんです。なので、『Endless SHOCK』に出演していなければ、深夜アニメを見ていなかったのかも知れません(笑)」と説明。アニメにハマるきっかけは、ジャニーズの先輩KinKi Kids・堂本光一と仕事をしたことが始まりだった。
■仕事獲得のためアニメ視聴は「許せない」 純粋な“好き”を貫く
Kis-My-Ft2のメンバーとしてライブ出演はもちろん、ドラマや舞台出演もしている宮田。最近ではアニメ好きの代表としてバラエティー番組で意見を求められることも多くなった。“好き”が仕事に繋がっており、アニメに対して今、どのように向き合っているのか。
「自分がファンとして見る作品に対しては、純粋に“好き”な気持ちを大事にして見ています。あまり好きではないことを『好き』として語りたくない気持ちがあるんです。アニメ作品について語る仕事の場合、そのようなことが起きることもあるので、事務所の方には事前に『一度相談させてほしいです』と伝えています。『この作品知っている?』と聞かれて、知らなければ素直に『すみません、わかりません』と言います。好きな作品であれば『めっちゃ好きです!』と伝えますし、『仕事に繋がるから、このアニメを見よう』という邪(よこしま)な目線でアニメを見ていませんね(笑)。自分がノリノリにならないのは嫌なんです」と、“好き”なことであるからこそ真剣に接していると説明してくれた。
また、自分の立場としても「アニメファン代表と言う立場ではなく、大勢いるアニメファンの1人の意見として発言しています。知らないアニメを語る仕事が届いて『あの番組に出るチャンスだし、今から見て好きになろう』というのは、許せないです(笑)」とし、「僕にとってアニメは、歯を磨いたり、お風呂に入ったりするような生活の一部であり、特別なことではなく普通な存在として馴染んでいます。だからこそ、アニメに触れ合った生活が今の自分を作り上げてきていると感じます」とアニメとの出会いに感謝した。