落語家、桂塩鯛（６５）が１４日、大阪市内で「桂塩鯛独演会」（１０月１１日、大阪・サンケイホールブリーゼ）の記者会見を行った。
今年は新型コロナウイルスの影響で満席にすることができず、１日２公演で異例の６席を行う。「私も６５歳ですよ。こうなったらもう命ある限りやってみようじゃないかと。この最中ですので、ひとつ気合入れて頑張りたい」と意気込みを語った。
６席のネタは「全て変えてくれと言われまして」と「質屋蔵」や「寝床」など得意なネタを一気に放出。「特別な会。高級なものを出さなアカン。小出しにするところをいっぺんに出たことで来年にも影響してくる」と苦笑いだ。
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他にも桂文枝（７７）が三枝時代に創作した「宿題」や「ワニ」も披露する。「ワニ」は１０数年前に聞き、文枝に許可も取ったが、「録音と台本も送っていただいたのに放っておいたんです。この際、やってみようと思いました」と経緯を説明した。