ベルルスコーニ氏が退院　新型コロナ感染で「人生で最も危険な体験だった」

　新型コロナウイルスに感染し入院していたイタリアのベルルスコーニ元首相（８３）が１４日、退院した。北部ミラノの病院前で「人生で最も危険な体験だった。医療従事者に感謝したい」と述べた。
　ベルルスコーニ氏は西部サルデーニャ島で休暇を過ごした後、ウイルス検査で陽性と判明。予防的な措置として９月上旬から入院していた。
　イタリアでは新型コロナの新規感染者はいったん減少したが、バカンスシーズンに再び増加。同国の死者は３万５０００人、累計感染者は２８万人を超えている。（共同）

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