キノコ生産販売の雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)が17日、東京証券取引所第1部に株式を上場した。不適切会計問題などを受け2015年に上場を廃止して以来、約5年ぶりの復帰となる。コメ卸売事業の神明ホールディングス(HD、神戸市)が保有比率を増やし、連結子会社化した。
初値は公開価格の1株2200円を下回る2100円で、初値に基づく時価総額は約837億円だった。日本取引所グループによると、今年のこれまでの国内上場では最大規模。
雪国まいたけの足利厳社長は上場後に東京都内で記者会見し、「健康意識の高まりを踏まえ、今後もマイタケの市場拡大や需要創出に取り組みたい」と述べた。午前の終値は2103円だった。
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