上戸彩 半沢の視聴率ゾクッと

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上戸彩 半沢の視聴率ゾクッと
美しさにますます磨きがかかる上戸。年齢とキャリアを重ね、人妻役が板についてきた=横浜市青葉区(撮影・戸加里真司) 2013年以来の放送で話題沸騰のTBS系「半沢直樹」(日曜後9・0)。女優、上戸彩(35)が前作に続き、主演の堺雅人(46)扮する半沢直樹の妻・花を好演している。同作は新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れでスタートしたが、初回から高視聴率を連発。魑魅魍魎(ちみもうりょう)がはびこる男社会で、花は癒やしの存在だ。前作から私生活で2児の母になった上戸は「『今は子供が2人もいるもんね』と腑に落ちる方が多いはず」と等身大の演技をアピールした。

【写真7枚】上戸彩、癒やしの笑顔

 「半沢直樹」はコロナ禍で7月に約3カ月遅れでスタートし、第8話が1週間延びて今月13日に放送。ピンチをバネに平均世帯視聴率は初回から8回連続で22%を超え、快進撃を続けている。

 再びブームの渦の中にいる上戸は「視聴率を聞くたびにゾクッとしますね。でも、撮影現場では視聴率の話をしないし、視聴者に媚を売ろうという雰囲気じゃない。戦いたくても戦えない人たちのためにドラマを作ろうという思いは、前回と変わっていないですね」とほほえんだ。

 上戸は、堺演じる半沢直樹の妻・花役。銀行内外にいる宿敵と戦う半沢が家に帰ると、思ったことを何でも口にしてしまう明朗快活な女性。魑魅魍魎がはびこるドラマで、夫はもちろん、視聴者をホッとさせている。

 堺とは前作が終了後、ソフトバンクのCMで共演。「お会いするたびに『続編やらないんですかね?』と話していて、決まったときは『やった~!』という気持ちでした」と再会を喜んだ。

 花が登場しないビジネスシーンは、半沢や香川照之(54)演じる東京中央銀行の取締役・大和田の“顔芸”など激しい内容で、「すごすぎて笑っちゃう。視聴者と同じ気持ちでオンエアを楽しんでいます。皆さんミスがなく、堺さんも絶対にNGを出さない」と熱弁。台本のビジネスシーンもあえて“読まない”こだわりがある。

 「花は直樹が外でどういう仕事をしているか、どういう戦いをしているかは知らないので。家でのシーンは堺さんがすごく笑ってくれるので楽しいです。花のおばちゃんっぽいところも意識しています」と役を満喫している。

 2013年の前作から私生活は大きく変わり、12年に結婚したEXILEのリーダー、HIRO(51)との間に長女(5)と長男(1)が誕生した。半沢と花の間には子供がいる設定だが、結婚約1年で演じた前作は、花役が自身のイメージに合うのか不安に思っていた。

 「でも、『今は子供が2人もいるもんね』と、見ていて腑に落ちる方が多いんじゃないかなと思います。でも、花みたいに、あんなに家ではうるさくないです。向こう(夫)が8割はしゃべって、2割が私ですね」と妻の貫禄も増した。

 幼稚園児の長女はドラマに興味津々。日曜の夜は長男を寝かしつけた後、長女も一緒に「半沢直樹」を見るために起きているが、まだ幼いため、ドラマが始まって30分で寝てしまうという。

 「2時間ドラマなども食いつくように見て、けんかのシーンは『本当にけんかしてるの?』と質問をしてきます。夢がなくなっちゃうけど『芝居だよ。ごっこと一緒だよ』と教えています」と愛おしそうに話す。

 小学6年で芸能界入りし、今月14日に35歳を迎えた。同学年に宮崎あおい(34)、蒼井優(35)らがおり、家庭を持っても第一線で活躍する女優たちがいる。

 「同時期に出てきた同世代が実力を発揮しているのを見ると、置いてかれているなと思ったこともあります」と率直に吐露。「10代、20代はよく働き、寝る時間を確保することに必死でした。でも、今は子育てで忙しくても、昔よりいろいろな作品を見てインプットする時間を持てるようになりました。これからはもっと女優さんのスイッチを入れ、重みのある女優さんになりたい」と瞳を輝かせる。

 「半沢直樹」はコロナ禍での撮影中断を乗り越え、27日に最終回を迎える。「堺さんが制作発表で『芝居ができることに感謝している』とおっしゃっていて、うるっときました。全員が命がけで演じているので、最終回が無事にオンエアされてほしいです。この時期だからこそ、みんなのモヤモヤを半沢直樹が晴らしてくれると思います」。

 “夫”を後押しする笑顔は花そのものだった。

 ◆コロナ自粛でバルコニーランチ

 コロナ禍での外出自粛期間中は、家族で1日のスケジュールを作って過ごしたという。「子供が夜8時に寝てくれるようにどう体力を使わせるか、工夫しました。娘が勉強をしたり、遊ぶ時間を作って。みんなでバルコニーでランチをしたり、それまでしたことがなかったこともできました」としっかりママの様子。一方、「娘は笑顔の私が好きで、特にCMでは画面の中の私に手を伸ばしてパクッと食べていたりします。カメラのレンズを子供だと思ってせりふを言うと、自然と笑うことができますね」とメロメロだった。

 ◆20日の放送は15分拡大

 今作の最高視聴率は13日放送の第8話の25・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、20日の第9話は15分拡大となる。合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円の融資の実態を探ろうとする半沢。金融庁から国税庁に左遷させられた黒崎(片岡愛之助)が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、伊勢志摩へ飛ぶという内容だ。前作の最終回は、平成の民放ドラマで歴代1位42・2%を記録しており、“倍返し”のラストスパートにも期待がかかる。

 上戸 彩(うえと・あや)

 1985(昭和60)年9月14日生まれ、35歳。東京都出身。97年の全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。2000年のフジテレビ系「涙をふいて」で女優デビューし、01年にTBS系「3年B組金八先生」の生徒役で注目される。03年公開の映画「あずみ」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。映画「テルマエ・ロマエ」シリーズ、フジテレビ系「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」など多数の話題作に出演。162センチ。

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