少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)が20日、年内いっぱいでジャニーズ事務所を退所すると発表した。東山紀之(53)は残留。今後、グループの活動予定はないが、長年の功績を考え、グループとしては来年以降も存続する。1985年に「仮面舞踏会」でデビューしてから35年。メンバーはファンクラブサイトでコメントを発表し、東山は「ニシキ! 植草! また3人で語り合いましょう」と“再会”を熱望した。
活動最年長グループとしてジャニーズ事務所を支えてきた少年隊が、デビュー35周年の節目に大きな決断を下した。
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1977年に入所し、在籍年数が所属タレント最長の錦織は、退所の理由について「この歳になって本当の意味のひとり暮らしをしたい」(原文ママ)と説明。植草は「ピュアな気持ちで、新たなスタートラインに立ち、挑戦して行きたいという思い」とつづった。
東山は「年齢を重ねるにつれて、自分自身のやりたい事が明確になったのだと思います」と2人の気持ちを代弁。ジャニーズタレントの退所発表は中居正広(48)らに続き、今年に入ってすでに4、5人目だ。
少年隊は後輩の台頭もあり、グループとしての仕事は2008年8月の主演ミュージカル「PLAYZONE」が最後。今後、グループの活動予定はなく、事実上の活動休止となる。
錦織と植草は年内で退所するが、来年以降も少年隊の屋号は3人で存続。ジャニーズ事務所は史上初の措置について「その功績と少年隊そのものは残したいというメンバーの意向を尊重」したと説明した。複数の関係者によると、2人の退所は昨年7月にジャニー喜多川前社長が亡くなった後にすでに決まっていたが、コロナ禍の影響などで今年いっぱいに延期となったという。
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