デビュー３５周年の節目に事実上の無期限活動休止を発表した少年隊。錦織一清（５５）と植草克秀（５４）は年内いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、東山紀之（５３）は残留するが、今後どのような活動をしていくのか。近年の動きから分析していく。
◆東山、今後もマルチに
東山は俳優や司会業など今後もマルチに活躍しそうだ。
テレビ朝日系主演ドラマ「刑事７人」（水曜後９・０）はシリーズ第６弾が放送中。１２月には主演舞台「チョコレートドーナツ」で妖艶なドラァグクイーン役を演じるなど役者として幅広い作品に挑んでいる。
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２０１７年１０月から自身初のキャスターを務めるテレ朝系「サンデーＬＩＶＥ！！」（日曜前５・５０）は幅広いニュースへの知見と的確なコメントで評判。ナレーターとしても定評があり、ＴＢＳ系「バース・デイ」（土曜後５・０）に出演する。
また、複数の関係者によると、少年隊の主演ミュージカル「ＰＬＡＹＺＯＮＥ」を東山が演出し、若手主演で復活させる案も浮上しているという。これからも貪欲に新たな挑戦をしていきそうだ。
◆錦織、演出家に力注ぐ
錦織は近年、舞台演出家として活動している。
１９８６年から少年隊主演で初演され、２００８年まで出演したミュージカル「ＰＬＡＹＺＯＮＥ」が演出家としての礎となった。公演を重ねるにつれ、ジャニー喜多川前社長（享年８７）から演出を任されるようになり、９５年の同公演で演出家デビュー。劇作家、つかこうへいさん（同６２）にも薫陶を受け、２０１２年から本格的に活動するようになり、「熱海殺人事件」「寝盗られ宗介」など年に２本以上の作品を手掛けてきた。
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