「きれいな体をいつも、自信を持って映像に出したい。その思いが強くなったので、メチャメチャ努力しています」－。緊急事態宣言が解除された後の６月から、暇さえあればジムやエステ、バストアップのための育乳マッサージに通う。その結果、乳房が以前より、形よくふっくら。８８センチＦカップ以上（身長は１６３センチ）になりつつあるという。
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現在は前作に続きセクシー女優を演じる「全裸監督２」（来年配信予定）の撮影中。「からみのシーンが多いので、かなりの濃厚接触です。でも、『全裸監督』のおかげで注目され、『見たよ』と言ってくれる人が多くなった。その分、もっと美しい体にしなきゃと思います。インスタグラムに女性が応援してくれる声が多くなったのがとてもうれしい」と語り、努力の成果を実感しているようだ。
新作映画からのオファーも増え、１１月３日には２本の出演映画が同時公開される。パラリンピック・カヌーの日本チャンピオンを演じる「水上のフライト」（中条あやみ主演）と、素人カメラマンの彼のためにヌードになる女性を演じる「ホテルローヤル」（波瑠主演）だ。
「私はまったく泳げないので、カヌーは最初無理と思ったけど、指導を受けて趣味の欄に書けるほど好きになりました」と胸を張る。「ホテルローヤル」はヌードモデルの役のため、１週間ほどほぼ絶食して体重を３キロしぼったという。「たぶん今の『全裸監督２』と同じで、体の線のくっきりしたきれいなヌードをお見せできていると思います」とこちらも自信作だ。
「これからも誰かが作った道ではなく、一から冨手麻妙の道を作っていきたい。若手女優では自分が一番だと思っています」と思いは熱い。実はボールペンを使って描くカラフルなイラスト画も独特で、インスタでも評判。異才の持ち主でもある。
「今後は私のイラストとヌード写真をコラボした展示会を開き、それを基に独自のグッズ展開もしたい」と夢は果てしない。美しい体を手に入れたとあって、女性下着メーカーから声がかかるのも、そう遠い未来ではなさそう。誰もが萎縮しがちなコロナ禍にあって、伸び伸びと自己実現を目指す冨手から元気をもらったひとときだった。（М）