元TOKIOの山口達也容疑者(48)が22日、酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。東京・練馬区でバイクを運転中、信号待ちの乗用車に追突。駆け付けた警察官が呼気検査をしたところ、基準値を大幅に超える0.7ミリグラムのアルコールが検出された。2018年に女子高生への強制わいせつ事件で芸能界を引退。当時も度を越した飲酒が問題視されていた。
道交法の酒気帯び運転の基準は、呼気1リットルあたりアルコールが0・15ミリグラム以上。0・25ミリグラム未満だと免許停止、0・25ミリグラム以上だと免許取り消しの行政処分が下る。このため、かなりの酒量を摂取していたとみられる0・7ミリグラムの山口容疑者は、免許取り消しとなる可能性が高く、道交法では3年以下の懲役か50万円以下の罰金となる。
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弁護士法人・響の西川研一代表弁護士は「山口容疑者の場合、朝から酒気帯び運転は悪質だが、被害者はけがをしていない。他の犯罪が見つからない限り、早期に釈放され、仮に有罪になっても略式起訴で罰金刑となる公算が大きい。ただ、物損の程度によっては懲役刑の可能性も否定できない」と指摘した。