【記者の目】山口達也容疑者、最初から覚悟を持った断酒ではなかった

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【記者の目】山口達也容疑者、最初から覚悟を持った断酒ではなかった
警視庁本部に入る山口達也容疑者を乗せた車=22日午後4時11分【拡大】

 元TOKIOの山口達也容疑者(48)が22日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕され、芸能界復帰への道が閉ざされた。2018年4月の強制わいせつ事件でジャニーズ事務所を退所。寺の読経で自身を見つめ直し、リーダー、城島茂(49)らTOKIOのメンバーが設立した新会社に入社する噂も浮上していたが、復帰の可能性を自ら握りつぶしてしまった。
 「今はお酒のいらない生活をしています。誰かと遊ぶこともありません」。昨年8月に女性誌のインタビューに応じた山口容疑者の言葉だ。「今後、絶対に飲まない」とは言わず、「今は」と逃げ口上を打ち、2年前の謝罪会見でも「今は飲まないと決めています」と語っていた。最初から覚悟を持った断酒ではなく、起こるべくして起こったと言える。

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 1年前の女性誌に丸刈り姿を初公開して、寺にこもっての精神修行を明かしたのは、その先に「復帰」の2文字を思い描いていたからだろう。芸能人としては無理でも、スタッフとしてTOKIOのメンバーが立ち上げる新会社に加入する可能性もあったはず。それを自らの心の甘さで断ち切ってしまった。
 「友人宅へ向かう途中だった」と供述しているが、飲酒した翌朝にバイクで会いにいく交友関係にも疑問を感じざるを得ない。1年前の女性誌には「会話をする人が家族と病院の先生ぐらいなので」とも語っていたが、向かう途中だった友人は飲酒運転を止めたり、心配してくれる存在ではなかったのだろうか…。
 松岡昌宏が山口容疑者の脱退直後の会見で「彼は何度も何度も同じことを繰り返してしまう」と危惧していたが、それが現実となってしまった。
 事故現場は小学校と老人ホームに挟まれた区道だった。この日は祝日で子供や老人はいなかったが、大きな被害が生まれる可能性があったことは否めない。(文化報道部編集委員・山下伸基)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【記者の目】山口達也容疑者、最初から覚悟を持った断酒ではなかった