「僕は泣いちっち」などのヒット曲で知られる歌手、守屋浩(もりや・ひろし、本名・守屋邦彦=くにひこ)さんが19日午後6時30分、前立腺がんのため死去していたことが23日、分かった。81歳だった。
2年前に前立腺がんが発覚。自宅のある静岡・伊東市内の施設で療養していた。葬儀は22日に近親者のみで行った。
守屋さんは大手芸能事務所、ホリプロの第1号タレントで、1959年に「泣かないで帰ろう」でデビュー。同年発売した「僕は泣いちっち」が大ヒットし、60年に紅白歌合戦に初出場した。76年に現役を引退し、ホリプロの取締役宣伝部長に就任。「ホリプロ・タレント・スカウト・キャラバン」の立ち上げに参加し、榊原郁恵(61)、堀ちえみ(53)ら多くのスターを発掘した。
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