「ヒスブル」元メンバーがわいせつ致傷疑いで逮捕

　帰宅途中の２０代女性にわいせつ行為をしようとして負傷させたとして、埼玉県警朝霞署は２３日、強制わいせつ致傷の疑いで、解散した人気バンド「Ｈｙｓｔｅｒｉｃ　Ｂｌｕｅ（ヒステリック・ブルー）」の元ギタリストで自営業、二階堂直樹容疑者（４１）＝甲府市＝を逮捕した。
　逮捕容疑は７月６日午前２時１５分ごろ、同県朝霞市内の路上で背後から女性の口をふさいで押し倒し、右肘に１週間のけがをさせた疑い。署によると、女性とは面識がなく「体を触りたかった」と供述している。
　二階堂容疑者は朝霞市内のラーメン店で食事をした後、現場を訪れたとみられる。女性が抵抗したため逃走。同１１日に弁護士を伴って自首し、署が裏付け捜査を進めていた。

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　ヒステリック・ブルーは１９９７年に結成、９９年にはＮＨＫ紅白歌合戦に出場した。「ナオキ」の名で活動していた二階堂容疑者は、２００３年～０４年に東京都目黒区や大田区の路上で女性８人に乱暴するなどしたとして、強姦などの罪で０６年に懲役１２年の実刑判決が確定し服役。バンドは０３年９月に活動を休止していて、事件後に解散した。