２４日に最終回を迎える木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」（木曜後１０・０、フジテレビ系）で、主演の石原さとみ（３３）がこのほど、涙と笑顔のクランクアップを迎えた。
約半年間に及ぶ全シーンが撮了となり、石原への鳴りやまない拍手の中、サプライズで登場したのは、苦楽を共にしてきた真矢ミキと西野七瀬。驚きを隠せない石原に２人から花束とねぎらいの言葉が贈られると、石原の目に涙がこぼれた。
「すごくいい現場。本当にいい現場だった」と２度、口にする石原。新型コロナウイルスの影響で大変な時期もあったが「全てのことに意味があると思い、意味を作っていかなければいけないと鼓舞して頑張ってきた。そう思えたのは、みなさんのおかげ。ドラマに関わったすべてのアンサングヒーローとシンデレラに心の底から感謝している」と語った。
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そして、最後に力強くこう締めくくった。
「葵みどりという病院薬剤師を演じることで、励ますことや寄り添うことの意味を学ぶことができた。私の中でかけがえのない作品になった」
ドラマ史上初となる病院薬剤師の知られざる舞台裏を描いてきた。萬津総合病院薬剤部のメンバーと共に患者の“当たり前の日常”を取り戻すために奮闘する中、葵が心から尊敬する先輩薬剤師・瀬野章吾（田中圭）を突然襲った重複がん。瀬野を助けたい一心で治療の道を模索する葵がたどりついた運命の結末は－。