「鬼滅の刃」複製フィギュアをヤフオクで販売、３府県警が計８人逮捕

　無断で複製された人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターのフィギュアを、オークションサイトなどを通じて販売したとして、秋田、京都、兵庫の各府県警は２４日、著作権法違反の疑いで計８人を逮捕した。
　京都府警は、兵庫県加古川市の会社員（５５）ら男５人を逮捕。容疑者の逮捕容疑は５～６月ごろ、著作権を持つアニプレックス（東京）の許諾を得ずに複製された「鬼滅の刃」のキャラクターのフィギュア計１１個を、大阪府枚方市の男性（３４）ら３人に計１万３３００円で販売した疑い。
　府警によると、５人はそれぞれ無断で複製されたフィギュアを販売した疑いがあり、うち３人は「海外のサイトから購入した」と供述している。府警のサイバーパトロールや、フィギュアの購入者からの相談で発覚した。

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　秋田県警は同県仙北市の建築作業員（５１）、仙台市泉区の無職（５８）を逮捕、兵庫県警は中国籍のアルバイト（３３）＝神戸市中央区＝を逮捕した。
　アニメの原作漫画は吾峠呼世晴さんのヒット作で、集英社は２４日、電子版を含むコミックス累計発行部数が１億部を突破することが決まったと発表した。