道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された元TOKIOの山口達也氏(48)が24日、釈放された。午後10時過ぎ、黒のマスク姿で車に乗り込み、無言のまま東京・霞が関の警視庁本部を後に。その後、都内の自宅では山口氏立ち会いのもとで家宅捜索が行われた。この日、山口氏が「事故を起こしたら飲酒運転がバレると思ったが、距離が近いので大丈夫だと思った」と供述していたことも判明した。
山口達也氏の今後はどうなるのか。何度も飲酒の誘惑に負けて問題を起こしてしまう心の甘さを根本的に解決しないと、芸能界復帰は言うに及ばず、社会人として真っ当に生きていくことすら厳しい。鍵となるのは“身元引受人”だ。
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元妻と2人の息子は米ハワイ在住で、山口氏自身は7、8万円ともいわれる東京都内のアパートで一人暮らし。飲酒しても注意してくれる家族は自宅にいない。会社を経営する2歳上の兄と7歳下でプロレスラーの弟がおり、今後は兄弟の力を借りることになりそう。
以前本人は否定していたが、アルコール依存症と診断されているのであれば、病気としっかり向き合って治療しなければならない。精神が不安定になる双極性障害を患っているともいわれており、これも治すことが先決だ。
問題は金銭。養育費の送金もあってTOKIO時代の貯金を切り崩し、約5億円の自宅を売却したとの情報も。定職についていない山口氏にとって、兄弟からの金銭的な支援も立ち直るためには必要だろう。
来年4月からTOKIOのメンバー3人がジャニーズ事務所を離れて株式会社TOKIOを設立するが、山口氏をスタッフで受け入れるには厳しい状況となった。ただ、絆の強い3人が個人的に手を差し伸べる可能性は十分にある。特に義理人情が厚い松岡昌宏(43)は「兄ぃ」と慕い、頻繁に連絡を取っていただけに、山口氏の更生のために尽力しそうだ。