18年に発覚した施工不良問題の影響でレオパレスの業績は悪化が止まらず、債務超過に転落したことで同社の経営問題は新たな局面を迎えた。債務超過を改善できなければ、経営破綻する恐れが高まる。施工不良物件の改修が進まなくなり、物件オーナーへの補償に支障が出かねない。
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レオパレスは、施工不良物件の改修費用がかさんだ上に入居率が低下し、19年3月期と20年3月期連結決算で2年連続の巨額赤字を計上。今年3月末時点の自己資本比率は債務超過寸前の0・7%に低下する一方、605億円の現預金を保有していた。