さい銭盗容疑で男逮捕　ガムに小銭くっつけ回収

　神奈川県警栄署は２７日、横浜市栄区の神社のさい銭箱から現金約１５００円を盗んだとして、窃盗容疑で沖縄県出身の住所不定、無職の男（７７）を逮捕した。署によると、長さ約１メートルの園芸などに使う棒の先にかんだガムを付けてさい銭箱に差し込み、小銭をくっつけていた。
　逮捕容疑は６月３０日夜、神社のさい銭箱から現金を盗んだ疑い。署は６月ごろから毎月数回、同様の手口で窃盗を繰り返していたとみている。
　さい銭箱を物色する容疑者を目撃した参拝客が宮司に連絡。敷地内に設置した防犯カメラに現金を盗む様子が写っていた。９月２６日に再び容疑者が現れたため、宮司が署に通報した。

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