大人気長寿ドラマシリーズ「はぐれ刑事純情派」が、お笑いトリオ、ネプチューンの原田泰造(50)主演で装い新たに帰ってくることが28日、分かった。
10月15日放送のテレビ朝日系スペシャルドラマ「はぐれ刑事三世」(後8・0)で、故藤田まことさん(享年76)の主演で1988年から22年間放送され、最高視聴率25・4%を記録した「-純情派」の“後継作”。原田は警視庁捜査一課の個性派刑事・浦安吉之を演じる。
劇中では、藤田さんが演じた安浦吉之助の名も伝説の刑事として登場。原田扮する浦安は、方向音痴に加えて安浦刑事と名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”と呼ばれる設定で、普段はとぼけているが実は敏腕で、はぐれ=寄り道しながらも真実に向かっていく主人公を熱演する。
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テレ朝ドラマ初主演となる原田は、昨年7月期のテレビ東京系「サ道」に主演するなど俳優としても活躍。制作側は「人柄の良さがあふれるはぐれ刑事を今蘇らせることができるとしたら原田さんを差し置いて他にいない」と起用。藤田さんが演じた安浦刑事に感銘し、ずっと憧れていた原田は「僕に安浦刑事のような説得力があるのかどうか疑問ですが、今回は演技に渋さや重みを求められなかったので、安心しています」としみじみ。「『これぞはぐれ刑事!』と言いたくなる雰囲気も楽しんでほしい。ぜひシリーズ化して、浦安の人間的な変化を演じていきたいので、応援のほどお願いします!」と“純情”な心で訴えた。
はぐれ刑事純情派
テレ朝系で1988~2009年に放送された刑事ドラマシリーズ。主演は2010年に死去した藤田まことさん。捜査に厳しいが、やむなく罪を犯した者への温情は忘れない警視庁山手中央署の人情刑事・安浦の活躍を描く人気作。22年間でスペシャルを含め全444話制作され、最高視聴率は25.4%。