京都・南座で10カ月ぶり歌舞伎上演へ、11月30日から「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」

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京都・南座で10カ月ぶり歌舞伎上演へ、11月30日から「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」
「吉例顔見世興行」製作発表会見を行う藤田孝・南座支配人(左)と安孫子正・松竹副社長【拡大】

 「京の年中行事 當る丑歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」製作発表会見が29日、京都市内で行われた。
 南座で歌舞伎が上演されるのは2月の「市川海老蔵 特別公演」以来10カ月ぶり。
 新型コロナウイルスの影響で開催を危ぶむ声もあったが、例年の昼夜2部制で11月30日から12月26日までの計27日間興行を、3部制に変更して公演期間も12月5日から19日に短縮。ガイドラインに沿った感染予防策を講じ、客席数も1082席から466席に絞る。
 「はっきり言って収支を出すのは難しいが、歌舞伎を続けることで“生きている劇場”でなければならない。顔見世をやらない最悪の事態より、はるかに改善できる」と松竹の安孫子正副社長。

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 上方の大看板として近年出演することの多かった人間国宝の坂田藤十郎(88)は高齢でもあり出演を見送るものの、やはり人間国宝の片岡仁左衛門(76)、片岡秀太郎(79)をはじめ、中村鴈治郎(61)、松本幸四郎(47)らベテランから中村壱太郎(30)、尾上右近(28)、中村隼人(26)ら若手まで東西の人気者が集結。各部とも若手による舞踊の後、約15分の休憩を挟んで、1時間前後の芝居を上演する。
 また、第2部「熊谷陣屋」で義経が引き連れて登場する四天王を2人に、第3部「吉田屋」に出てくる若い衆も大幅に減らすなど演出面でソーシャルディスタンスに配慮。
 例年、約250人の出演者、スタッフの数を150人程度とし、各部とも観客、出演者、楽屋スタッフを入れ替えて、場内の消毒を施し、客席やロビーでの飲食や大向こうなどの掛け声も禁止とする。
 演目は次の通り。第1部(午前10時半開演)「操り三番叟」(中村鷹之資ら)「傾城反魂香」(鴈治郎ら)▽第2部(午後2時半開演)「寿二人猩々」(隼人ら)「熊谷陣屋」(仁左衛門ら)▽第3部(午後6時40分開演)「末広がり」(右近ら)「吉田屋」(幸四郎、壱太郎)。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 京都・南座で10カ月ぶり歌舞伎上演へ、11月30日から「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」