野崎さんは2018年5月に急性覚醒剤中毒で死亡した。市によると、野崎さんの遺産約13億円を全て市に寄付するとの遺言書を市が確認したとされる。市の20年度当初予算に、市が遺産の受け取りに必要となる弁護士委託費など関連費約1億1700万円を計上した。
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団体は「関連費は法外に高い」として4月、関連費の詳細が分かる文書の開示を請求。市は6月29日付で請求の大部分を不開示とする決定を出した。理由は「財産受贈の可否に関わる裁判に支障を及ぼす恐れがある」とした。遺言書を巡っては、野崎さんの親族が遺言執行者に無効確認を求めた訴訟が和歌山地裁で係争中。