昨年１２月から線維筋痛症のため休養していたフリーアナウンサー、八木亜希子（５５）が３日、ニッポン放送「八木亜希子 ＬＯＶＥ＆ＭＥＬＯＤＹ」（土曜前８・３０）に出演。１０カ月ぶりに仕事復帰した。
番組冒頭、「ご無沙汰していました。ご心配おかけしましたが、今週から戻ってまいりました」とあいさつした。「去年の暮れからですね、自分でもびっくりするくらいあれよあれよと具合が悪くなって、お休みをいただくことになった」と説明した八木アナは、療養期間中に「こんなふうにお休みしてしまって皆に迷惑かけて、『もうこの仕事に戻れないかな』みたいに思った」と、落ち込んだ時期があったことを明かした。その時に姉から、「世の中そんなに捨てたもんじゃない」と慰められたという。八木アナは「世の中は厳しいもの」とその言葉をあまり信用してはいなかったが、「お休みにしてる間、知人や友人も含めて、家族やお医者さんはもちろんなんですけど、助けていただいた」と、多くの人から支えを受けたと感謝した。
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１０カ月ぶりのスタジオでは多くの関係者から花束を渡され、温かく迎え入れてくれたという。初舞台「江戸は燃えているか」で共演したタレント、磯山さやか（３６）も駆けつけ、花束を渡してくれたことを明かした。
「姉が言っていた通り『世の中捨てたもんじゃないな』と実感した９カ月でした」と感慨深げに話した八木アナ。「支えてくださった方々にこの場を借りてお礼を申し上げたいし、私にこういう場をくださったスタッフ、そしてリスナーの皆さんに、これから一つ一つ返していけたらと思いっています」と語った。