新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領(74)が2日夕(日本時間3日朝)、首都ワシントン近郊の病院に入院した。米メディアによると、微熱やせきなどの症状が同日午後にかけ悪化したよう。一方、重症者に使われる抗ウイルス薬レムデシビルを服用しており、突然の入院発表もあって病状に対する懸念が広がっている。また、ホワイトハウスでは新たな陽性者も判明。クラスター発生が濃厚だ。
74歳の高齢、BMI30超の肥満、男性。重症化のリスク要因を複数抱え、心配されていたトランプ氏に症状が出た。
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ホワイトハウスは「(入院は)予防的措置」で数日間病院から執務に当たるとしたが、トランプ氏の専属医は「倦怠感がある」との診断結果を公表。米メディアは微熱やせき、鼻づまりの症状があり、2日午後にかけて悪化したとしている。
同日夕、ウォルター・リード軍医療センターに向かうためホワイトハウスの庭に姿を見せたトランプ氏は、紺色のマスクを着用。余裕を見せるかのようにカメラに向かって親指を立て、大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」に乗り込んだ。
時を同じくして、ツイッターで18秒のメッセージを発信。「病院に行く。調子はとてもいいと思う」などと投稿した。
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