フリーアナウンサー、生島ヒロシ（６９）が会長を務める芸能事務所、生島企画室（東京・目黒区）がテレビ番組の制作に乗り出した。
５日にスタートするＢＳテレ東の情報ドキュメンタリー番組「守るをつくる」（初回は後１０・０５、２回目以降は月曜後８・５５）の制作に、ＢＳテレ東とともに名前を連ねる。
５分間のミニ番組で、災害に見舞われることの多い日本で、社会と暮らしを守り抜く強い意志を持つ人々と最新技術に対し、４Ｋカメラやドローン、ＣＧを駆使して、その実像に迫る。初回のテーマは「ハードとソフトで守る地震対策」で、建設工事の最前線に初潜入する。
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ナレーションも務める生島は「日本にまだまだ大勢いる素晴らしい人々や世界に冠たる技術を発見、発掘していきます。コロナ禍の日本を元気にする番組です」と力こぶを作る。
実は、生島にとって番組作りは長年の夢。ＴＢＳを辞め１９８９年４月１日に生島企画室を立ち上げた際、「生島プロダクション」ではなく「企画室」と名付けたのも、ゆくゆくは番組制作を念頭に置いたからだという。
「会社を作って３０年がたち、ようやく念願がかないました。これからドンドン、番組作りに携わっていきます」と宣言。
ちなみに、生島企画室は現在、所属タレントが１００人を超えた。若手からベテランまで多数の個性的な人材を抱えており、番組との連動など新機軸も今後、考えてゆくという。
なお、同社は今月１日付で、優木まおみ（４０）や中村里砂（３１）、朝比奈彩（２６）ら所属タレントの育成に尽力する副社長だった飯尾友康氏（３８）が新社長に昇格。ヒロシの実弟の前社長、生島隆氏（６４）は引き続き相談役として重責を担う。