お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(55)が4日、司会を務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。証人として初出廷した、新潮社を提訴した口頭弁論で「伊勢谷友介です。すみません…」とつぶやくなど、ボケを連発したことについて詳細を明かした。
太田は1日、母校・日大芸術学部に裏口入学したと虚偽の報道をしたとして、新潮社を提訴した口頭弁論に証人として初出廷。入廷時には遠慮がちにお約束の指差しポーズを決め、宣誓文の朗読後には、小声で「伊勢谷友介です。すみません…」と得意の時事ネタも披露するなど、法廷では異例のボケを連発して傍聴席を笑わせた。この日の傍聴席には妻で所属事務所社長、太田光代さん(56)も姿をみせていた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
この日の番組冒頭でも「最初に言っておきますけど私、伊勢谷じゃないですからね!」などとボケを飛ばしていた太田。アシスタントを務める同局の山本里菜アナウンサー(26)から、法廷での「伊勢谷」発言について「どういう意図だったんでしょうか」と改めて問われると、思わず苦笑い。それでも「どういう意図っていうか、これはフワちゃんが言えって言ったんです。僕は言うつもりはなかった」とこの日ゲスト出演していた人気ユーチューバー、フワちゃんに責任転嫁し、笑いを誘った。
法廷でボケを連発したことで怒られることはなかったというが「(現場の雰囲気は)シーンとしてましたね」。相方の田中裕二(55)が「(光代)社長からも怒られたりしなかったの?」と切り込むと、「社長は…まぁ怒ってました」と消え入りそうな声で漏らした。
異例の“爆笑法廷”に元東京高裁判事で弁護士、細野敦氏(55)は「民事裁判でも怒ったり泣いたりする人はいるけれども、笑いを取りにいく人は私は見たことないですね」と驚き。「太田さんのことでもあるし、こういうことが起こるっていうのは裁判所も想定の範囲内で、進行(に影響)がない限りは問題ないんじゃないですかね」としたが、タレントでテレビプロデューサーのテリー伊藤(70)は「たぶん僕はね、死刑判決が出ると思います」と主張。これには太田も「(自分は)原告ですからね!」と苦笑いするしかなかった。