日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(10日スタート、土曜後10・0)の脚本家、遊川和彦氏とプロデューサーの大平太氏が、4日深夜放送の同局系「イントロ」(日曜前1・25)でドラマの制作秘話を語った。
ドラマは「家政婦のミタ」「同期のサクラ」の制作チームが集結し、「〇〇妻」以来、5年ぶりに主演の柴咲コウ(39)と遊川氏がタッグを組む話題作。1995年、不慮の事故により10歳で突然、長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”望美の物語だ。
遊川氏と大平氏のタッグが20作目となる「35歳の少女」は、物語の方向性やイメージはほぼ語られておらず、内容はベールに包まれたままだ。
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「ドラマっぽくないドラマを目指そう」という遊川氏は意図について、「日本のドラマはサービスが過剰だと思う。こっち(観る側)の想像力をまったく無視。信用してない」という疑問を抱えていると告白。「登場人物たちが葛藤している姿を、いい役者を集めて作れば、余計な演出をつけなくても物語に没頭できる」とし、同作でそれを示そうとしていると説明した。
大平氏は「理解するのが難しかったし、まだ理解できてないのかもしれない」としながらも同意。「やってみようと腹をくくった」と語った。