今年デビュー１０周年を迎えた人気バンド、ＳＥＫＡＩ ＮＯ ＯＷＡＲＩがＴＢＳ系ドラマの主題歌を初めて担当することが５日、分かった。２０日スタートで女優、森七菜（１９）の連ドラ初主演作「この恋あたためますか」（火曜後１０・０）の「ｓｉｌｅｎｔ」（２１日配信、１２月１６日発売）を書き下ろした。
同作はコンビニのアルバイト（森）と同社の社長（中村倫也、３３）がスイーツを共同開発しながらひかれ合う姿を描く。同曲は物語の世界観に寄り添うクリスマスソングで、ボーカルのＦｕｋａｓｅ（３４）の温かくも切ない歌声が心に響くナンバーで７～９月放送のフジテレビ系「竜の道～二つの顔の復讐者～」に続く連ドラ主題歌だ。
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クリスマスソングは、２０１８年の「イルミネーション」などがあるが、今回はメロディーや歌詞のテーマ、歌唱方法など制作過程で試行錯誤。メンバーは「挑戦のある楽曲制作」と振り返り、「ＳＥＫＡＩ ＮＯ ＯＷＡＲＩの新しいクリスマスソングをぜひお聴きいただければ」と強調。主演の森は「この曲からは冬の匂いがするからか、今いる場所の空気が少し冷たいような…。だから隣人の体温がよりあたたかく感じるような、そんな気持ちになれます」と感激していた。
一方、「恋あた」のＴＢＳ・中井芳彦プロデューサーは「ＳＥＫＡＩ ＮＯ ＯＷＡＲＩの楽曲は、暗闇とそこに差し込む一筋の光というか希望を感じられて、秋スタートの連ドラのイメージにぴったりだと思っています。ラブソングでもあり、この季節に聴きたくなるクリスマスソングでもある主題歌を楽しみにしていただけたらと思います」とアピールした。