上野樹里主演で月9として初めて2クール連続放送する「監察医 朝顔」(第2シーズン、フジテレビ系)。11月2日にスタート(月曜後9・0)するが、イラストレーターの長場雄(ながば・ゆう)さんが第1シーズンに続いてドラマの台本のためだけにイラストを描き下ろした。
法医学者、万木朝顔(上野)とベテラン刑事、万木平(時任三郎)の異色の父娘を描く物語。第1シーズンのラストで、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月から第2シーズンは始まる。
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朝顔は変わることなく法医学者として働き、刑事を続ける父も時間があれば東北へ向かい妻の遺体を探していた。朝顔の夫、桑原真也(風間俊介)も捜査一課で多忙な日々。娘のつぐみ(加藤柚凪)は最近になって「弟が欲しい」と言っている。
変わらない日常-。だが、あることがきっかけで朝顔が父に代わり母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることに…新たな物語の幕開けとなる。
そんな心温まるドラマの台本に長場さんのイラストが浮かび上がる。人物の特徴を捉えたシンプルな線画が持ち味で、書籍、広告をはじめ、さまざまなブランドとのコラボレーションなど領域を問わず活動している注目のアーティストだ。
テレビドラマに関わる仕事は、第1シーズンが初めてだった。同局の金城綾香プロデューサーが「長場さんのイラストのような温かいドラマになってほしい」という思いからオファー。独特の線画は台本の表紙に印刷され、撮影を見守り続けた。
今回は3パターンのイラストを書き下ろした。そのうちの1つとなる桜が舞う中、家族写真を撮る万木家の4人のイラストが1話からの台本表紙となった。
残り2パターンも物語が変化するタイミングで印刷される予定だ。新型コロナウイルスの影響で放送期間が変更されたことを受け、長場さんは季節感を反映するため自らイラストを描き直したという。
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