女優、松本穂香(23)が主演する映画「みをつくし料理帖」(16日公開)のヒット祈願祭が7日、東京・神田明神で行われた。
同神社の火の用心のお札が劇中に登場する縁から、角川春樹監督(78)、共演の奈緒(25)と社殿前で会見した松本は「公開が近づいていることをひしひしと感じています。いい緊張感です」とあいさつ。奈緒も「昨年夏に撮影したので1年以上たったことが信じられない。多くの人に届くよう、しっかりとお祈りしました」と笑顔を見せた。
同作にも出演する薬師丸ひろ子(56)や渡辺典子(55)を発掘した角川監督は、松本と奈緒について「演技力、表現力、洞察力とも2人はずぬけている」と絶賛。同作を「最後の監督作品」と公言していたが、「(2人がいるので)『みをつくし料理帖』のパート2を作りたい」と前言を撤回し、次回作に意欲を示した。
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同作は小説家、高田郁氏(61)のベストセラー時代小説の映画化。主人公(松本)が流れ着いた江戸で料理人として人生を切り開き、花魁(おいらん)となった幼馴染(奈緒)と強い絆で引き寄せられる物語。