女優、広瀬すず(22)が新型コロナウイルスの感染を公表してから一夜明けた7日、出演映画「いのちの停車場」(来年公開)の撮影が中止された。配給の東映によると、保健所から共演者らに濃厚接触者はいないと判断され、数日前に共演した主演の吉永小百合(75)は7日に受けたPCR検査と精密検査で陰性が判明。関係者によると、すずは今月中旬に小百合との撮影が控えていたといい、回復を最優先に日程を遅らせることになりそうだ。
すずを襲った新型コロナは、映画の撮影にも影響を及ぼした。
所属事務所は6日夜、映画「いのちの停車場」の出演者らを対象に定期的に実施しているPCR検査で、すずが陽性になったことを公表した。
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配給の東映によると、一夜明けた7日と8日は撮影所の消毒などのため、撮影を中止。保健所からは共演者とスタッフに濃厚接触者はいないと判断された。関係者によると、主演の吉永小百合は念のため、PCR検査と精密検査を7日に受けた結果、陰性だった。
すずの体調に異常はなかったが、保健所からはこの日時点で、具体的な療養期間は指示されておらず、撮影の再開時期は未定という。
関係者によると、先月4日にクランクインした「いのちの-」の撮影は順調に進んで終盤に入っており、当初は今月15日にクランクアップする予定だった。看護師役のすずは医師役の小百合との撮影が残っており、予備日での実施も難しくなる可能性が高まった。よりいい作品にするためにも、すずの体調が回復し、感染予防も徹底した上で撮影することを最優先に考え、最速でも来月以降に日程を再調整するとみられる。
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