中村七之助「安心して見に来て」 27日まで『十月大歌舞伎』上演

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中村七之助「安心して見に来て」 27日まで『十月大歌舞伎』上演
歌舞伎座で上演中の「十月大歌舞伎」の取材会を行った中村七之助【拡大】

 歌舞伎俳優、中村七之助(37)が7日、東京・銀座の歌舞伎座で上演中の「十月大歌舞伎」(27日まで)の合間に会見、「新型コロナ禍で8月に公演を再開以来、1人も感染者を出していない歌舞伎座に安心して見に来てほしい」と笑顔で訴えた。
 七之助は第1部「京人形」で命を吹き込まれた木彫りの京人形を演じ、ロボットのような踊りが注目のマト。まばたきを控えた美しいたたずまいから繰り出すコミカルな動きに加え、共演の中村芝翫(55)との息もピッタリで、客席から笑いも起きている。
 七之助は歌舞伎公演が全国的に中止になった8月初めまでの約5カ月を振り返り、「廃業だ。寿司屋にでもなろうかと思った」と真顔で告白。その中でも体力作りで1日2時間は歩いてきたといい、女形の師匠と慕う人間国宝の坂東玉三郎(70)のように「見た目の美しさだけでなく、心からにじみ出る美を追求したい」と前を向いた。

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 歌舞伎座では客席を前後左右に空け、部ごとに観客を入れ替えて消毒するなど対策を徹底。公演は有料で配信もしており、それについて七之助は「“ながら見”もできるし、大勢で見られるのもいい」と受け入れつつ、「でも、やはり生の舞台に来ていただきたい」と力を込めた。
 「客席からのかけ声(大向こう)は作品の一部。それがないのは寂しい。今は(飛沫防止のため)遠慮してもらっているけど、いつの日かまた、『中村屋!』と声をかけてほしい。仕方ないので今は、心の中で自分に『中村屋!』と声をかけて励ましています」といじましい発言で報道陣の笑いを誘った。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中村七之助「安心して見に来て」 27日まで『十月大歌舞伎』上演