元タッキー&翼のメンバーで俳優、今井翼(38)が来年4月に東京・日生劇場で上演されるミュージカル「ゴヤ-GOYA-」(同5月上旬に名古屋・御園座)に主演することが8日、分かった。2018年に難病メニエール病の治療で芸能活動を休止し、今年2月に復帰して以来、初の主演舞台。愛するスペインを代表する画家、ゴヤ役に「アートを見るような見応えのある作品にしたい」と力を込めた。
舞台で輝いてきた翼が、日本のミュージカルで初となる天才画家、ゴヤを題材にした作品で復帰後初主演作に挑む。
同作はスペインを代表する画家、フランシスコ・デ・ゴヤの波乱万丈の人生と混沌とした社会の中で芸術家として歩む姿を描く。1746年にスペインで誕生し、人生半ばで聴力を失いながら、フランス革命、ナポレオン戦争の激動の時代を生き抜いた“人間ゴヤ”に迫る話題作だ。
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2014年に激しいめまいや突発性難聴、耳鳴りが併発するメニエール病を発症し、治療に専念するため18年にデビューから所属していたジャニーズ事務所を退社し、芸能活動を休止した翼。今年2月に歌舞伎俳優、片岡愛之助(48)主演のシスティーナ歌舞伎「NOBUNAGA」で2年ぶりに復帰後、日本テレビ系ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」に出演するなど活躍の幅を広げてきた。
ゴヤ同様、闘病という試練を乗り越え、フラメンコのレッスンでスペインを訪問し、12年に世界初の同国文化特使就任するなど造詣が深いだけにまさにハマり役といえる。願ってもないオファーに翼は「新たな芝居が出来ることに喜びを感じたと同時に、この作品を通して今までにはない色に染めていただけるということが楽しみでなりません」と武者震い。続けて「激動の時代を生き抜いたスペインを代表する画家ゴヤの葛藤、そして苦難の末に光を見いだしていくその生涯を通して、歴史や当時の人々の芸術への思いなど、アートを見るような見ごたえのある作品にしていきたい」と誓った。
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