お笑いトリオ、ネプチューンの名倉潤(51)が9日、MCを務めるテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(金曜前0・12)に出演。自身が経験した鬱病について語るひと幕があった。
名倉は2018年6月に頚椎椎間板ヘルニアの手術を受け、10日間休養。手術の経過は良好だったが、手術の侵襲によるストレスが要因で2019年8月に鬱病を発症し、医師から一定期間の休養が必要と診断されたため約2カ月間、休養した。
この日は俳優、いしだ壱成(45)が番組にゲスト出演し、過去にネットの誹謗中傷から鬱病を患い、半年間休業したことなどを語った。いしだが「朝、目が覚めた瞬間にもう死ぬってことと向き合っている感じでした」と振り返ると、名倉も「衝動的にバンってなるっていうのはわかります」と険しい表情。
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名倉は「例えば、すごいいい景色のところでベランダからすぐ下を見て、今、飛び降りたらどうなるんやろう?とか、そういうことを考えてまう」と当時の心境を語ると、いしだも大きくうなずいた。名倉は「本当はいい景色なんやろうけど、景色も見えない」と付け加えた。
いしだは鬱病を患ったとき、妻がパートに出て、自身は休んでいたという。名倉は「働けへんてっ」と同調し、「『ちょっとしんどいだけやろ』とか『ちょっと寝たら治るわ』とか(言われるけど)、この病気って周りの人の“理解”なんですよね」と訴えかけた。
いしだの妻は鬱病について徹底的に調べ、いしだをサポートした。名倉は「それはすごい大きい。なった人しかわからへんけど、なった人のために勉強した方がいいですよね。心の病気って大切にしないとほんまにトンッといってまうから。素晴らしい奥様だと思います。本当に愛されていると思います」とたたえた。