売上高の予想は前期比24・5%減の1875億円とした。国内事業は在庫の圧縮や不採算店舗の閉鎖などで利益率の改善を見込むが、欧州事業でアジアや中東からの旅行客の売り上げが激減し、全体の業績を押し下げるという。
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同時に発表した20年8月中間連結決算は、売上高が前年同期比32・0%減の805億円、純損益が151億円の赤字だった。インターネット販売の売り上げは拡大しているが、主力の百貨店向け事業の不振を補えていない。
保元道宣社長は電話での記者会見で、国内事業に関し「下期は仕入れの厳しい絞り込みをしている。丁寧に販売し、過剰な値引きはしない」と説明した。