大阪市を廃止し、4つの特別区を設置する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が12日、告示された。
大阪・ミナミの戎橋では、れいわ新選組の山本太郎代表(45)が街頭演説を行い、反対を訴えた。財政的なデメリットを説明した上で「ミナミの帝王のときは(戎橋に)よく来たんですよ。萬田銀次郎が都構想の中身を知っていたら、許せなかったと思います」と自身が俳優時代に出演したドラマを引き合いに出した。
演説の途中には警察から中止するよう警告され、中断。「法的根拠を示せないのにどうして表現の自由を侵害するのか。都構想に反対されたらまずいのか」と反論した。
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演説後に囲み取材に応じた山本代表は「こんなこともあるでしょう。少なくとも止められる前までは初めて聴いた人もいるだろうから良しとします」と淡々と語った。