俳優でダンサー、生島翔（３５）が俳優、東出昌大（３２）の主演舞台「人類史」（２３日からＫＡＡＴ神奈川芸術劇場、谷賢一作・演出）で１人３役に挑戦する。
人類２００万年の歴史を芝居とダンスで一挙に描く話題作。生島は第１幕でダンスムーブメントで他の出演者を引っ張り、第２幕では歴史学者にふんし、ダンサーと俳優の２役を務めるのに加え、振付師と出演者との間の通訳も任された。
というのも、世界的に有名なイスラエル在住の振付師でダンサー、エラ・ホチルドがコロナ禍で来日できなくなり、リモートで出演者に指示。エラと面識があり、英語がたん能な生島が通訳として白羽の矢が立った。
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巨大モニターを介し、出演者とエラとの意思疎通をはかった生島は「今までの舞台とは全く違うやり方で進んでいるので、ｗｉｔｈコロナでのけいこ風景だなあと思いました」と語った。
主演の東出とは２０１７年の映画「関ヶ原」と昨年のＮＨＫドラマ「ピュア！～一日アイドル署長の事件簿～」で共演し気心知れた仲。「今回の舞台でみんなと一丸となり、コロナと向き合って頑張っています。どうやって僕たち人類がここまでたどり着いたのか…。今までに見たことのない作品に仕上がっているので、ぜひ見ていただきたいです」と目を輝かせた。２２日にゲネプロを行う。
★兄・勇輝は“子連れライダー”
翔の兄で俳優、生島勇輝（３６）はテレビ朝日系「仮面ライダーセイバー」で史上初の子連れライダー、バスター役を演じている。兄の活躍について、「周りのライダーはみんなキラキラのイケメンなのに、１人だけ癒し系で人の良さが出ている」とうれしそうに話した。