米アップルは13日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)12」シリーズに、付属品のイヤホンと電源アダプターを同梱しない方針を明らかにした。充電用のUSBケーブルは入っている。地球環境の保護が目的としている。
アップル幹部は13日のオンライン発表会で、既に7億本以上の対応イヤホンと20億個以上の電源アダプターがあると説明。「二酸化炭素(CO2)の排出を抑え、貴重な資源の採掘と使用を避ける」と強調した。
付属品を減らすことで製品の箱が小さくなるため物流が効率化し、年間200万トン以上のCO2を削減できるとしている。磁石部品はレアアース(希土類)の再利用品を使用している。
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アップルは2030年までにCO2の排出量を実質ゼロにする計画を打ち出している。(共同)