米国出身の歌手、クリス・ハート（３６）が１４日、東京・ＳＨＩＢＵＹＡ ＬＩＮＥ ＣＵＢＥで全国ツアーのファイナル公演を行った。
代表曲「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」のほか、妻のシンガー・ソングライター、福永瞳（３３）の作詞でクリスの作曲した初の夫婦共作による新曲「青春プリズム」や「糸」など全２０曲を熱唱。初のピアノ弾き語りもまじえ、圧倒的な歌唱力で９５０人を楽しませた。
ツアーは当初、４月から行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で８月からに延期されていた。２０１２年に結婚した福永との間に長男（４）、長女（２）、次女（１）がいるクリス。１７年に日本国籍を取得し、翌１８年４月から音楽の勉強と子育てのため活動を休止した。その間、米バークリー音楽大学のオンライン講義で作編曲などを学び、今年１月から活動を再開していた。
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この日の公演前に会見してコロナ禍のステイホーム期間中を振り返り、「妻は大変だったけど、子供たちの成長を見られて良かった。僕ならではの歌を何十曲も作れたし、カバー曲を含め、今後も日本の素晴らしい歌を世界中に紹介したい」と充実の表情を見せた。
以前は帽子をかぶってライブをすることが多かったが、気分一新のため若い頃のドレッドヘアに戻し、そのままステージへ。「コロナ期間中に体重も少し増えた」とおちゃめに笑った。