20年8月期は、本業のもうけを示す営業損益も38億円の赤字(前期は95億円の黒字)で、営業赤字は1998年の上場(店頭登録)以来初めて。売上高は前期比19・0%減の1268億円だった。
東京都内で記者会見した堀埜一成社長は「(赤字だが)出店は継続する」と述べ、11月にはオフィスで働く男性ら向けに都内にドリアを売りにした新業態店をオープンすると表明した。持ち帰りも強化し、新たな需要の掘り起こしを狙う。 来春には、コンビニ程度の広さの、サイゼリヤの小型店を新規出店する計画。正社員を増やす考えも明らかにし、店舗や工場のパートやアルバイト従業員を中心に正規雇用していく方針だ。
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