カタルーニャ州、飲食店閉鎖　コロナ再拡大抑制、１５日間

　スペイン北東部カタルーニャ自治州（州都バルセロナ）政府は１４日、新型コロナウイルスの感染再拡大を抑えるため、１５日夜から１５日間、州内のバーとレストランを全て閉鎖すると発表した。スペインのメディアが伝えた。
　料理の宅配や持ち帰りの販売は認める。スポーツジムの利用者数を制限するなどの措置も実施。アラゴネス州首相代行は「社会的接触を制限し、在宅勤務を奨励しなければならない」と訴えた。
　スペインでは首都マドリードで感染再拡大が深刻化。中央政府は９日、首都への出入りを規制する新たな移動制限を適用するため、首都と周辺自治体に関し、１５日間の非常事態を宣言した。

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　１３日の保健省の発表によると、同州では過去１４日間の１０万人当たりの感染者が２６３人。マドリード自治州は４８９人に上っている。（共同）