20年8月期連結業績は売上収益が12・3%減の2兆88億円、純利益は44・4%減の903億円だった。通期決算が減収減益となるのは17年ぶり。新型コロナ感染拡大による国内外店舗の臨時休業や外出自粛が響いた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
国内のユニクロ事業は、3月下旬から5月上旬に最大311店舗が臨時休業したため、3~5月は大幅減収となった。その後は6月19日に発売した布製マスク「エアリズムマスク」などが人気を集め売上高が回復した。
アパレル業界では、外出自粛で百貨店の売り場の客足減少や晴れ着の不振で苦戦が続いている。ユニクロでは、ゆったりとした作りのズボンなど「巣ごもり需要」を捉えた商品が良く売れている。