ファーストリテイリング、82%増益見込む 21年8月期コロナ収束想定

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ファーストリテイリング、82%増益見込む 21年8月期コロナ収束想定
 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは15日、2021年8月期連結業績予想を公表し、売上高に当たる売上収益が前期比9・5%増の2兆2000億円、純利益は82・6%増の1650億円と見込んだ。新型コロナウイルス感染症の影響が21年3月以降は収束していくことを想定し、純利益は19年8月期実績をやや上回り、過去最高を更新する見通しだ。
 20年8月期連結業績は売上収益が12・3%減の2兆88億円、純利益は44・4%減の903億円だった。通期決算が減収減益となるのは17年ぶり。新型コロナ感染拡大による国内外店舗の臨時休業や外出自粛が響いた。

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 国内のユニクロ事業は、3月下旬から5月上旬に最大311店舗が臨時休業したため、3~5月は大幅減収となった。その後は6月19日に発売した布製マスク「エアリズムマスク」などが人気を集め売上高が回復した。
 アパレル業界では、外出自粛で百貨店の売り場の客足減少や晴れ着の不振で苦戦が続いている。ユニクロでは、ゆったりとした作りのズボンなど「巣ごもり需要」を捉えた商品が良く売れている。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ファーストリテイリング、82%増益見込む 21年8月期コロナ収束想定