演歌歌手、上杉香緒里(44)が、今月31日付で所属事務所のサンミュージックプロダクションを退社し、歌手活動を休止することが15日、分かった。
2015年に結婚した一般男性との間に3歳の長男がいる料理上手のママ。複数の関係者によると、コロナ禍でライブなど仕事が減る中で家族と向き合い、「今は子育てに専念したい」と事務所に申し出て、話し合った結果、退社が決まった。
今年デビュー25年の区切りを迎えたことも決断につながったようだ。上杉はつやのある歌声で知られ、最後の新曲は1月にリリースした「月夜川」。15日はNHK BSプレミアムの歌謡番組「新・BS日本のうた」(日曜後7・30)の収録に参加し、11月8日放送の同番組が休止前最後のテレビ出演になるとみられる。
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上杉といえば、顔立ちが似ている五輪選手のコスプレで楽曲をPRする作戦で話題に。2004年アテネ五輪柔道女子の谷亮子選手を手始めに、06年トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子の荒川静香選手らになり切り、お茶目に新曲をアピールしてきた。
「おんな酒」のキャンペーンでは荒川選手の代名詞イナバウアーも披露し、20万枚突破の代表曲となった。ファンを楽しませた異色の歌姫は一度歌手の舞台から降りるが、復帰するときは子育てで培った新たな魅力を発揮してくれそうだ。